格安SIM・格安スマホの解説と個人的に思うことアレコレ

格安スマホって何なの?

さて、最近話題となっている、格安スマホ。テレビCMでも目にする機会が増え、多くの方が「格安SIM」「格安スマホ」という単語を知っているという状況になっています。

格安スマホという言葉自体、正確な定義がないのですが、「格安SIMとセットでスマホを運用すること」もしくは、「格安SIMとセット販売されている端末自体」を指す場合が多いかと思います。

格安スマホの言葉の意味はさておき、格安スマホと聞くと、なんだか、「通信の品質が悪かったりしそうだなー。」「電波が届く範囲が狭そう。」というイメージが浮かびますが、実は、そんなことは全然ない!

電波のエリアや通話品質はキャリアと一緒!

格安SIMは、「キャリア」と呼ばれる、docomo・AU・Softbankなどのアンテナや基地局といった設備を借りてサービスを提供しています。

もちろん、これらの設備を借りるにあたって格安SIM業者(MVNO)は、キャリアに回線接続料という名目でレンタル費用を払っています。

大手キャリアの電波エリアを表現する際に、「人口カバー率99%」なんていう表現をしますが、MVNOの格安SIMでもこのエリアの広さは全く一緒ということになります。
キャリアのアンテナ・基地局といったネットワークを利用しているので、当然ですね!

アプリの自由度もキャリアのスマホと一緒!

SIMフリースマホであっても、「LINE」のみならず、いろんなアプリが正常に稼働するはずです。LINEの一押し機能である無料通話ないしはトーク(チャット)も問題ありません。

もちろん、FacebookやTwitter・Instagram・Whatsappと言ったSNSのアプリにも対応していますよ!

また、パズドラ・デレステ・モンスト・Minecraftなどの人気のゲームアプリも利用可能ですので、キャリアのスマホとの大きな違いというものはありません。

ただし、3Dの処理性能が求められるゲームなどの場合、機種によっては、動作がカクカクしてしまったりする場合があるかもしれませんので、動画の処理性能やグラフィックスの性能を求められるアプリを使いたい場合には、それなりにハイスペックな格安スマホを購入することをオススメします。

格安スマホのスペックって悪いんでしょ?んなこたーない。

スペック面において、ある程度の水準が設けられているであろう、キャリアスマホと比較すると、低スペックで格安なものから、キャリアスマホのフラッグシップモデルであるXperiaやGalaxyと肩を並べるほどのハイスペックなSIMフリースマホまで、様々です。

例えば、アメリカの新進気鋭スマホメーカーBLUの端末を見てみると、GRAND X LTEという端末、日本で10,000円を切る価格で販売されています。
エントリーモデルのCPUやメモリ1GB等、ハードウェアスペックがかなり抑えられているので、動作は少しもっさりする感じもしますが、キッズスマホやシニアスマホと割り切れば、全然事足りる機種と言えます。

ハイスペックなSIMフリースマホといえば、ZenFone4 Pro・Huawei P10 Plusなどが人気ですね。

ZenFone4 Proは、メモリ6GB搭載・SoCは、Qualcomm Snapdragon 835といったハイスペック。

中国メーカーの勢いがスゴイ。日本メーカーよ頑張ってくれ

日本市場では、ASUSとHuaweiが二強ですが、中国の他ブランドからも目が離せません。
XiaomiやOnePlusと言った新進気鋭のメーカー達は、前述のメーカーよりも低価格でコスパに優れた機種づくりをしています。
記事執筆時点では、日本市場向けには販売していませんが、今後販売が始まった際には、かなりの人気が予想できます。

いまや中国メーカーは、日本人のイメージする中国メーカーではありません。
そのクオリティや品質管理は以前のものとは別物。かなり先進国メーカーの品質管理や製造管理のノウハウが導入されている印象を受けます。侮れません、本当に。SIMフリースマホ業界を見ていると、GDP偽装なんて噂もある中国ですが、本当にGDP世界1位になる日が遠くないのではないかという印象を受けるほどの成長ぶりです。日本メーカーもSIMフリースマホ市場では、存在感が薄いので、もっともっと頑張って欲しい所ですね。

我々消費者にとって選択肢が増えたのは良いこと

話が脱線してしまいましたが、様々なシーンや需要に合わせた端末選びが出来るという意味では、消費者にとって選択肢がすごく広がったといえる反面、格安SIM・格安スマホともに、選択肢が多すぎて選ぶのに苦労するという面を持ち合わせているといえます。

つまり、格安SIMと端末選びさえ間違えなければ、今までキャリアスマホの使い勝手と同様な品質のまま、料金を抑えることができると考えると、格安SIM・格安スマホの魅力がなんとなくご理解頂けるのではないでしょうか。

格安SIM業者はたくさんある!MVNO比較

ここで悲報です。

魅力的なポイントだらけの格安SIM・格安スマホですが、いまや大手ISPや電力会社などがこぞって参入する市場。
いまとなっては、格安SIMを提供するMVNOといわれる事業者の数も数十社となりました。

何が悲報なのか。選ぶのがめちゃめちゃ面倒です。選択肢が多すぎます。
どのMVNOの料金プランも似たり寄ったりです。

MVNOって、以外と小規模な企業等も参入していたりしますが、大手MVNOのシェア拡大に伴って淘汰される流れが出てきそうです。
小規模なMVNOの格安SIMまで候補に入れてしまうと、比較する時間がめちゃめちゃ掛かります!

一旦、大手MVNOに絞ろうよ。と。

そこで、もう選択肢として挙げるのは大手の人気MVNOに絞ってしまってはいかがでしょうか?というのが一つ目のご提案。

小規模事業者のSIMカード契約してから、MVNO事業から撤退するので、なる早で他社さんにMNPしてください。とか言われた日には、めんどくさっ!ってなりますからね。

大手から選んでおけば無難でしょ。ってのが一点。そもそも小規模事業者の格安SIMまで比較してたら、1ヶ月じゃ足りないかもしれないので。

大手MVNOの中でオススメは?

大手のMVNOだけに絞っても、各社、迷惑なほど豊富な料金プランを用意してくれているので、これまた比較がめんどくさーとなります。
やっぱりみんな考えることは同じなんですね。諸先輩方が、格安SIMだったりMVNOの比較をした結果をブログにまとめてくれているので、これを活用しない手はありません。

このMVNOがオススメ!というものはありません。

人それぞれ、重要視する項目が違いますし、各社特色が異なりますし。

速度を重視する方には、これがオススメ。
料金を重視する方には、これがオススメ。
通話が多い方には、これがオススメ。

と、それぞれ要所を抑えたMVNOは存在しますので、ご自分にあったMVNOを見つけて欲しいと思います。

格安SIM・格安スマホをお勧めできない人

ご自身のスマホ利用シーンと合致した最適な格安SIMへの乗り換えが出来た場合には、今までのキャリアスマホの使い勝手と同様でありながら、月々の通信費が圧倒的に安くなるという、かなり嬉しい結果が待っています。

これは、自分自身がdocomoから格安SIMへの乗り換えで経験したことであり、みなさんにお伝えしたかったことであります。

しかし!

格安である故、店舗が少ない。店舗が少ない為、サポートが非対面。通信速度が遅い。端末故障時の代替機がない。などなど、デメリットといえる点もあるのが現実。

人によっては、サポートなんていらない!端末故障時の代替機なんていらない!速度なんて気にしない!という人もいるでしょう。(僕がそのタイプ。w)

こういうタイプの人には、どの格安SIMオススメできますよ。
こういう人なら、どのMVNOを選んでも、後悔することは少ないと思います。

格安SIMでありがちな後悔するポイント

格安SIM・格安スマホで後悔するポイントとして最も多いのが、「通信」「容量」「速度」に関する部分でしょう。

・月間容量を少なく見積もってしまった。
・契約するプランを間違ってギガが足りない。

など、これらに関しては、プラン変更すれば良いだけなので、大きな問題ではないのですが、速度に関する部分が後悔ポイントとなりがちです。

これはMVNOごとに、速度が違うので、契約前にしっかりと比較しておく必要があります。

UQモバイルとY!モバイルは、通信速度がめちゃめちゃ速いですが、それら以外の格安SIMとなると、これら2社ほど速くはありません。
極論を言ってしまうと、速度の安定感だったりキャリアの品質を求めるなら、高い金額を払ってキャリアで契約し続ければ?という話なんですが、格安SIMの中でも速度の速いものが良い!という方には、これら2社がオススメ。

他のMVNOとなると、混雑時間帯の速度が酷いケースが多々あります。1Mbpsすら出ないとか。

格安SIMの速度に関しては、ネット上に多数存在する、格安SIMのレビューサイトにて、速度検証などが盛んに行われていますので、そちらを参考にするのが良いと思います。

参考リンク:UQモバイルキャッシュバック

大事なのは契約前に、これらの知識を持って、比較するかどうかというところ。
こういった知識なく、格安SIMを比較しても、速度という重要な項目を見逃していることにすら気づきません。

あと、1つ解説しておきたいのは、docomoの回線であれば、PREMIUM 4Gで下り最大788Mbps。
この規格は、MVNOでも同様です。同じ回線を使っていますので、docomoの回線を使ったMVNOであれば、下り最大788Mbpsの回線です。

ただ、MVNOがキャリアから回線を借りる契約において、どれくらい太い回線を借りるかは契約次第。
そして、キャリアから借りている回線の太さと利用者数で一人当たりの速度というのはある程度決まってきます。

MVNOによって、利用者の増加に伴う回線の増強を率先して行うMVNO。利用者が増えても、大体1Mbps程度出ればいいよね?的な回線増強の対応しかしないMVNO。はたまた、いやいや、実効速度なんてどうでもいいから、回線利用料抑えて利益追い求めようよ。っていうカスMVNOなど、様々なスタンスのMVNOが存在することを理解しておくべきでしょう。

LTE使い放題・無制限は当てにならない

上の項目で解説したことをご理解頂けた前提で、もう一つ注意点をご紹介します。

LTE使い放題とかLTE無制限。

あんまり期待しない方がいいです。
LTEが使えて、無制限なんだったら、もはや固定回線みたいなもんじゃん!
なんて思う方もいるかもしれませんが、期待しない方がいいです。

LTE使い放題で、常時500Kbps~1Mbps程度だったらどうです?
いや、本当に使い放題ですよ。ただ遅いんです。

満足できますか?
3日で10GBの制限があるけど、30Mbps近く出るWimaxのギガ放題の方が使い勝手が良かったりしませんか?

LTE使い放題の格安SIMで良いモノに出会ったことがありません。
過度な期待は禁物ですよ。

容量プランで落ち着く方が良いと思います。